ロベルト具志堅
県内ではここだけ!なeyewearを取り揃えています。
ホームページ→ http://www.optico-gushiken.com
999.9
YELLOWSPLUS
oliver peoples
specespace
EFFECTOR
BJ classic
Rudy Project
LESS THAN HUMAN
USH
QBRICK
PERFECT NUMBER
Mice Draw Tokyo
TokyoSnap!
RINSE
那覇市国際通りの眼鏡・サングラス専門店です。
眼鏡学校出身オーナーの丁寧な視力測定と熟練した加工技術が売り。
クレジットカード:VISA JCB AMEX OCS ダイナース
那覇市牧志2-7-28カカズビル1F
098-867-3204毎週水曜定休(祝祭日にあたる場合は営業) am11:00~pm8:00
optico gushikenストーリー
僕は小学校の頃から目が悪い少年でした
当時はメガネと言えばマイナスのイメージしかなくて、掛けるのはとても抵抗がありました。 家業が時計メガネ店にも関わらず、なかなかオシャレで掛けたいメガネに出会えずに悶々としていました。
ファッションには興味があったので、ファッション雑誌のメガネを見つけては常々掛けてみたいと思っていました。 その矢先に東京の大学に進学したら都会にはオシャレなメガネ店が沢山あるじゃありませんか、一気にメガネに対しての気持ちが上がりました。大学卒業後にメガネの専門学校に進んだのは家業を発展させて沖縄にオシャレなメガネ店を出したいと思ったからです。
大学はギリギリで卒業しましたが日本眼鏡学校では必死になって勉強しました。奨学金も貰える位には頑張りました。 当時の学生には、今話題になってるメガネ店のオーナーや人気のデザイナーがいましたし、999.9で製品になる前のプロトタイプを作製されていた福田先生もいて、メガネ造りについて色々教えて貰って楽しい日々でした。 当時の僕は卒業する時の成績も良かったので自信に満ち溢れていました。
今思うと、卒業後に沖縄に戻った時の僕は、大した実践経験も無い癖に知識ばかり、メガネの蘊蓄や東京の流行りを語っている若造でした。 謙虚さもありません。自分で振り返ってみても嫌な奴です。
実家がやっている店に入って暫くした時の事です。仕入れを任された時に大失敗しました。
当時は沖縄でも年いちの割合で、メーカーさんが合同で展示会を開いてました。那覇市のホテルのホールを借りきって色んなメーカーさんが出店します。我々小売店はそこに買い付けに行くわけです。
そこで自信満々にいれたオシャレな(と勝手に思い込んでいた)フレームが全然売れません。メーカーの営業マンに進められるままに調子に乗って売れない商品を多量に仕入れてしまったのです。 デザインもアバンギャルド過ぎました。と言うか、ヨーロッパのデザインだったので日本人の輪郭、鼻幅に全く合いませんでした。
時はバルブ後の長く続く不況真っ只中、回りには新しい安売りのお店ができ始めます。そんなメガネが売れるはずもありません。大ピンチです。
猛反省しました。気持ちを新たに仕入れ先を考えて質の良いメガネで勝負することにする。思いは沖縄の人にオシャレで質の良いメガネを提供する!良いものを分かってくれる人は必ずいるはず。
失敗から学んだ事は「本当に欲しい物は取りに行かなきゃダメだ」でした。再起に向けて最初に選んだのは999.9です。 当初は先代の社長の三瓶さん自ら電話に出られたくらい少人数でやっていました。最初の電話では速攻で断られました。が、ここは出来た当初から異彩をはなっていて、どうしてもうちの店には必要なブランドでした。粘り強く交渉した結果、東京の展示会IOFTで会ってくれるとの事。このチャンスを逃すまいと自分のメガネに対する考えをまとめてレポートにして持って行きました。 普通メーカーさんとの取引でそんな事をするお店さんはいないと思いますが、それだけ僕は必死でした。このチャンスを失いたくない。かくして結果はOK! 999.9は当店の人気商品となりました。
その後はブログを始めた事も次に繋がりました。ブログを見たお客様がご来店下さったり、考えに共感したメーカーさんが取引したいといってくれるようになったりしました。
今は安くメガネが買える時代で、消費者は眼鏡の価値基準が不鮮明になっていると思います。
でも質の良いメガネには使っていて気持ちいい、人に誉められて気持ちいい、長く使えて気持ちいいなど、頂いた代金分の価値はちゃんとあるので、これからもそれをお客様に伝えて行きたいと思います。